今回は百励根という生薬の入浴剤を使ってみました!
初めて僕のレビューを見る人は知らないかもしれませんが、僕は百励根のような生薬を使った入浴剤が大好き。
生薬が使われた入浴剤は「浸かる漢方」と言えるほど身体に良いものが多いのですが、百励根も充分な効果を発揮してくれました。
これまでに使ってきた生薬入浴剤に比べると全体的にあっさりとしたクセの少ない使い心地をしていたので、使う人を選ばない初級生薬入浴剤と言えます。
生薬の入浴剤が気になっている人にまずは使ってもらいたい!そう思います。
それでは、百励根を使った感想や様子、どんな入浴剤だったのかを簡単にまとめていきましょう~!
こんな方におすすめ
- 生薬系入浴剤が気になっている人
どんな入浴剤?使ってみる。
はい!では百励根がどんな入浴剤だったのかを話していきましょう。
感想を言う前に、まずは 使ってみたときの様子を振り返りながら入浴剤の説明をしていきたいと思います。
じゃん!僕は百励根をアマゾンで買ったのですが、上の写真のようなセットが届きました。
百励根についての用紙が一枚に、10包入りのセットがひと組。それに加えて1回分のお試し用をつけてくれています。
つまり、全部で11回分になりますね。
期間限定でついているプラス1回分がなにげに嬉しいです。
百励根についての用紙を開くと上の写真になります。
写真を載せたのはいいのですが、文字が小さすぎて見えませんね(笑)
ここに書かれている内容をざっくりとまとめると、
- 百励根は九種類の生薬による温熱作用が1番のウリ。
- お子様から中高年の方まで幅広く使える入浴剤であること。
- 効果的な入浴方法。
- 特に腰痛や肩こりに効果が見込めること。
などが書かれています。
生薬九種の内訳は、オウバク・サンシシ・ショウキョウ(生姜)・センキュウ・トウキ・トウガラシ・ガイヨウ・トウヒ・ハッカの9つ。
詳しくない人にはイマイチ ピンとこない名前ばかりだとは思いますが、一般的な生薬入浴剤とだいたい同じ構成になっています。
ただ、トウガラシ粉末が入っている生薬系入浴剤は珍しいので、他の入浴剤と使い心地がどう違ってくるかに注目したいところです。
せっかくお試し用が入っていたので、今回はそれを使いました。
この入浴剤を販売している会社について少し話すと、百励根を売っているのは励明園本舗という会社になります。
多くの商品を扱っている会社とは違い、励明園本舗が売っているのは百励根のみ。
百励根は家庭用以外に銭湯や温泉などにも販売している商品なので、かなり本格派な入浴剤になっています。
「銭湯で入浴したような薬草風呂に家庭で入りたい」という人にはもってこいですね。
実際に銭湯で百励根の存在を知ったリピーターも少なくないようです。
袋から出すとこんな感じ。
このバスバックの中に九種類の生薬が粉末状になって入っています。
今までに使った薬草湯やグルード漢浴泉の香りによく似た匂いがしました。
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これぞ生薬系入浴剤!といった香りです(笑)
言い換えれば漢方みたいな香りですね。
人工料が使われていない生薬だけの入浴剤だからこその良さがそこにあります。
ふつうの入浴剤に比べて高めの百励根ですが、使われている素材が本物なので価値は確かです。
分かるでしょうか?
お湯につけてにぎってみると、バスバッグから生薬エキスがお湯に溶け出します。
粉の入浴剤だとすぐに溶けてくれるので楽ですが、バスバッグ入浴剤の場合は「本物の生薬エキスが溶け出ている」という実感があるので、さらにお風呂の時間が充実したものになります。
また、言ってしまえば無添加の入浴剤なので安心して使えるのもグットですね。
成分が溶け出したお風呂がコチラになります↑
お湯色は黄緑色。生薬によるお湯色ですね。
香りについても先ほども言ったとおり生薬らしい感じ。
確かにクセはありますが、漢方の飲み薬のような「ウエ~」っとなるような匂いではなく、どちらかというと心地よくて懐かしさを感じる匂い。
似た香りがないので表現が難しいのですが、それこそ銭湯の薬草風呂と同じです。
と、だいたいどんな入浴剤なのかは話し終わったので、最後に入浴した感想で終わりにしたいと思います!
入浴した感想。
百励根を使ったお風呂で入浴しました。
率直な感想としては「他の生薬入浴剤に比べて身体を温める効果は弱め。その代わりに使い心地があっさりとしているので使いやすくはある」入浴剤でした。
生薬系入浴剤は身体を温める効果が強い代わりに香りが強いものが多く、それを知らずに使うと最初はビックリしてしまうかもしれません。
こんなにクサいのか!てな感じにです。
それに比べ、百励根を使ったお風呂は系統が似た香りではあるものの、香りの強さがあっさりしているので、生薬系入浴剤を初めて使う人にもオススメ。
まず最初に使ってもらいたい生薬入浴剤です。
香りに対して身体を温める効果もすこしあっさりとしていましたが、効果はちゃんとあったので安心して下さい。
身体はちゃんと温まります。
一般的に、身体を温める効果が期待できるのは炭酸入浴剤やバスソルトですが、僕は生薬の入浴剤が1番良い体の温まり方をする種類だと思っています。
イメージで言うと、炭酸入浴剤はいっきに体温を上げる感じ、バスソルトは汗がダラダラになる身体の温まり方、そして生薬入浴剤が身体の芯から温まっていく感じです。
なので、疲れを一気に吹き飛ばしたい人やデトックス効果が欲しいひとは炭酸入浴剤やバスソルトを使った方がいいのですが、身体の不調、例えば肩こりや腰痛、冷え性などを解消したい人は生薬入浴剤を使うべきです。
百励根についても身体の内側から確実に温まっていくお風呂だったので、問題なし。
これまでに使った薬草湯やグルード漢浴泉、御嶽山入浴剤に比べるとその効果は少し弱めでしたが、身体が温まるまでの時間が5分ほど延びるだけなので同じくらいに温まることは出来ます。
百励根を使った時のことを具体的に言うと、40度のお湯で全身浴をした場合、入浴を初めて5分ほどで身体がポカポカし始めて10分も浸かれば汗が流れるくらいにはなりました。
15分浸かれば確実に身体の奥の奥まで温まることが出来るので、肩こりや腰痛を改善したい人は40度のお湯で15分の全身浴を百励根を使って実践してみて下さい。
身体が温まることで、肩こりや腰痛の原因となる血行の滞りが解消されます。
トウガラシが入っています。
百励根にはトウガラシが入っているので少し刺激がありました。
僕はお風呂のお湯で顔を洗うクセがあるのですが、百励根のお湯でそれをしたら唇がヒリヒリ(笑)
どうやらトウガラシが入っているためにそのヒリヒリ感があったようです。
と言っても、他の身体の部位に異常はなかったので、そんなに強い刺激ではありません。
心配な人は他の生薬入浴剤を検討してみましょう。
ちょっとお値段は高め??
これは仕方のないことなのですが、生薬を使った入浴剤は高めの値段になってしまいます。
百励根に限らず、この種類の入浴剤はほとんどが1回分100円以上。
その分、他の入浴剤とは明らかに違う効能効果を持っているのでぜひ使っていただきたいです。
ちなみに百励根は1回分が150円くらいだったかと思います。
まあ、銭湯でも使われている入浴剤なので、それが家庭で使えるのだと思えば充分安いのではないでしょうか。
ちなみに僕がオススメの薬草湯は1回分が100円くらいなので、百励根の値段が気になるひとはそちらをチェックしてみて下さい。
まとめ
百励根を使った結果、生薬入浴剤らしい使い心地をしていました。
トウガラシが配合されていたのが、他の生薬入浴剤にはない特徴になっています。
その一方で香りや温浴効果が他に比べておだやかだったので、ノーマルな生薬入浴剤として使ってみて欲しいと感じました。
腰痛や肩こりに限らず、漢方(生薬)の使われた入浴剤は身体によくリラックスもできるので、ぜひ使ってみて下さい。