あなたは普段から入浴剤を使っているでしょうか。
入浴剤はお湯の色や匂いを変えてくれるだけではなく、身体にうれしいたくさんの効果を持っていることをあなたは知らないといけません。
入浴剤とお風呂の効果を理解して使うことで、他の美容アイテムでは潤わなかった肌がぷるぷるとし始め、マッサージ機ではとれなかった身体の疲れがウソのように吹き飛びます。
入浴剤の正しい使い方、選び方を知って私生活を豊かにしましょう。
目次
根本的な問題を知る
入浴剤は確かに肌荒れや疲労回復に効果がありますが、その効果を求める前にそれらの症状の原因となっている私生活の乱れを改善しなくてはなりません。
あなたはこの女性のようにソファーで寝るようなことをしていませんか?
肌荒れを治すにも疲労をとるにも、1番大切になってくるのは良質な睡眠です。
せめてベットで寝るようにしたり、無駄な夜更かしはしないようにしましょう!
何事も基本をおさえていかないと出て当たり前の成果も出なくなります....先に美容アイテムに手を出すのではなく根本的な問題をまずは知って下さい。
入浴剤の効果とは
余計なお節介はこの辺にして...笑
この記事の本題である入浴剤を使うことで得られる効果について話を移したいと思います。
入浴剤を使うことによって得られる効果は大きく以下の4つです。
- 身体を温めてくれる温浴効果を高める効果&保温効果
- 肌を清潔に保つ洗浄作用
- 香りによるリラックス効果
- 塩素を除去してくれる
では、1つずつ説明していきます。
温浴効果&保温効果
何も入れていないお湯でも充分に身体は温まりますが、入浴剤を使うことでさらに強い温浴効果とその温浴効果を入浴後も持続させてくれる保温効果を得ることができます。
入浴剤の効果をなめている方は、これまでに効果の薄い入浴剤やノーブランド品しか使ったことのないだけで、それなりの入浴剤を使えばかなり強い温浴効果を感じられ違いを体感できます。
身体が温まることで血流が改善され、心臓から遠い場所にある手足の老廃物が取除かれるだけでなく冷え性にも効果が出ます。
また、上がった体温が下がる頃合いに寝床につくことで寝付きが良くなり、ぐっすりと眠ることができます。
(詳しくはこちら→お風呂と睡眠の関係について)
温浴効果の強い入浴剤
高い温浴効果を得たいのであれば、炭酸ガス系入用剤か無機塩類系入浴剤がオススメです。
炭酸ガス系入用剤は、たくさんの気泡により炭酸ガスがお湯に溶け込みます。
そのお湯に溶け込んだ炭酸ガスが肌に浸透し血管に作用することで血流が良くなり、身体の表面にある血液が身体を効率よく循環することで身体の深部体温が上がるのです。
この炭酸ガス系入用剤は比較的に安く買うことができ、一般的なものではバブが有名なのではないでしょうか。
1個30円のバブで得られる効果はそれ相応のものですが、一回に100円するくらいのものであれば30円のバブの比にならない温浴効果を体感できます。
そうした点で、バブにもメディケイティッドシリーズという炭酸ガス強化版が販売されているのでオススメです。
次に無機塩類入浴剤とは、いわゆるバスソルトです。
バスソルトをお湯に溶かすことによって、お湯の濃度が体液より濃くなります。
すると、浸透圧の関係により濃度の高い方が低い方を引っ張り、体液を、つまり汗をかきやすくさせてくれるのです。
デトックス効果というやつですね。
このデトックス効果によって身体は自然に温まっていくのです。
僕もバスソルトを何種類か試してみましたが、バスソルトに関しては入浴剤の種類によって効果が大きく変わるようなことはないように感じます。
なので、バスソルトを選ぶ基準として香りなどに注目すると気に入るものが見つかるでしょう。
有名なやつだとドイツ発のクナイプシリーズがありますね。
肌を清潔に保つ洗浄作用
僕は身体の汚れや汗がひどいのでなければ身体をボディーソープで洗う必要はないと考えています。
湯船に浸かる入浴をすることで充分に汚れは落ち、
身体をボディーソープや石鹸を使って洗うことはかえって肌を傷つけてしまうからです。
その入浴による洗浄作用は、さきほど挙げたバスソルトのデトックス効果を使えばより高めることができるので、
肌を傷つけずに肌を清潔に保つことができます。
香りによるリラックス効果
入浴をする時間は身体を癒やすのと同時に心を癒やす時間でもあります。
そんな特別な時間に無臭ではもったいないではありませんか...!!
実際に入浴剤によるリラックス効果は研究により効果が証明されており、花王やバスクリンなどの王手にもなると追求によねんがありません。
ここだけの話、僕は大手会社の入浴剤の香りは人工的で臭く感じるのですが。笑
香りというポイントで選ぶ僕のおすすすめは生薬系の入浴剤です。
生薬系の入浴剤の香りはクセが強く人によっては臭く感じますが、人工的な香りではないため嫌なクセではありません。
あと、生薬系の入浴剤は温浴効果も肌への効果も期待できる点もおせます。
塩素を除去してくれる
ほとんどの入浴剤が水道水中の塩素を中和する働きを持っています。
金魚を飼っている水槽に入れる水に塩素除去剤をつかうように、塩素は人間にとっても有害です。
塩素は人間の肌にあるタンパク質を傷つけてしまうため、肌のバリア機能を低下させてしまいます。
肌が強い大人は塩素に負けない皮膚を持ちますが、肌が弱い人や子供は塩素の影響をもろに受けてしまうので入浴剤を使うことで塩素を中和してあげましょう。
この効果は安い入浴剤でも充分に期待できるので、温泉を再現した入浴剤のバラエティセットが入っていて楽しいのではと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お風呂に入ることは毎日の習慣ですから、そこに入れる入浴剤にこだわることであなたの悩みは劇的に改善します。
ですが!本文中で話したように、はじめから入浴剤に頼るのではなく、まずは根本的な問題を解決することを第1に考えて入浴剤はその手助けになるような使い方をしましょう。